コンピュータvsプロ棋士 名人に勝つ日はいつか
佐藤康光九段「やはり人の感覚ではない」藤井 猛九段「筋ってもんがないですね」清水市代元女流四冠「人間に近いと感じた。
胸が熱くなった」コンピュータがプロの将棋棋士に初めて勝利を収めた。
2010年10月11日、清水市代女流王将(当時)に公開対局で将棋ソフトの合議「あから2010」が勝利したのだ。
チェスのチャンピオンにコンピュータ「ディープブルー」が勝利を収めて13年、渡辺明竜王と「最強の将棋ソフト」ボナンザの激闘から3年、ついに「知性の象徴」をめぐる人間とコンピュータの歴史の新しい扉が開かれた。
人間の頭脳に挑む将棋ソフトはいかに進歩してきたのか。
その指し手はどのように決定され、人間の思考とどこがどのように違うのか。
「読み」と「局面評価」はどのように行うのか。
清水女流と「あから2010」の激戦譜を辿りながら、コンピュータの思考の特徴を浮き彫りにする。
さらに、名人に勝利するのはいつの日か、そのために乗り越えるべき課題とは何なのか、考える。
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