がんばらない、がんばらない
「ここにきて、日本の社会は行き詰まりになったのです。
いくらがんばっても、百頭の牛を百五十頭にできなくなりました。
泥沼と同じで、がんばればがんばるほど、ますます苦しくなります」(本書「まえがき」より)。
これを読んで「たしかにそのとおり」と思った人は少なくないはずです。
さらに著者はこう続けます。
「では、どうすればいいですか? どうすれば、『のんびり、ゆったり』としたほんとうの喜び、本物の人生の幸福を味わうことができるでしょうか?」本書では、努力は『いいかげん』に 過去を反省しない、未来に期待しない ただひたすらにお茶を飲む時間を持つ 「おいしいもの」を食べるより、「おいしく」ものを食べるなど、「あくせく、いらいら」の人生をやめ、「のんびり、ゆったり」とした人生を送るための72のヒントを紹介。
仏教思想に基づく意外なアドバイスを読んでいくうちに、こころが不思議と穏やかになっていく1冊です。
『「いいかげん」のすすめ』を再編集。
更新中です。しばらくお待ちください。