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異才の改革者 渡辺崋山 自らの信念をいかに貫くか

幕末に活躍した人物の中でも、ひときわ異彩を放つ渡辺崋山。
「遠近法」を取り入れて、日本美術史に新境地を開拓した画家として有名な彼だが、実はれっきとした大名家の家老である。
1万2千石の小藩ながら、東海の田原藩の経営再建に尽力し、農政家を招いて領民の生活安定に心を砕き続けた。
その手腕は、天保の大飢饉でも領民に餓死者を出さず、幕府から唯一表彰を受けたことからも分かる。
崋山の才能は、それだけに止まらない。
江戸藩邸では、高野長英や小関三英など、蘭学者との交流を通じて西洋の新知識まで蓄えた。
まさに多才にして「異才の改革者」だったのである。
更にその視野は日本を越えて世界にまで向けられたが、幕府の海防政策を批判した容疑で「蛮社の獄」に連座し、49歳で自刃に追い込まれてしまう。
幕末初期の改革者だった崋山は、いかに守旧派と闘い、自らの信念を貫き通したのか? 時代の先駆者の生涯に学ぶ一冊。




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