本書は、「日本的革命家」北条泰時の思想と、その手になる『貞永式目』を、日本人の相続原則・刑罰思想・日本的実力主義など、様々な側面から克明に考察。<br />そこから「道理のおすところ」たる日本人の行動原理を浮き彫りにする。<br />日本における『貞永式目』の意味を初めて明らかにした画期的な名著である。<br />