チクチクさんともりのかいぶつ
ある日、チクチクさんは小さな村にやってきました。
♪きられなくなった ふるい ふく♪ ちいさくなった こどもふく♪ なんでも かんでも したてましょう♪ つかえる ものに したてましょう♪チクチクさんが、背中の針と糸で森のみんなの服をぬいはじめると、あっという間に帽子やかばんに生まれかわりました。
ところが、なぜだか服は破れているものばかり……。
どれも、大きなかいぶつに破られてしまったというのです。
次の日、チクチクさんが森の中へ入っていくと、大きな腕が飛び出してきました! なんと、かいぶつだと思っていたのは、恐竜の子どもだったのです。
どうやら、恐竜の子どももきれいな服を着たかったようです。
それから、森のみんなは、恐竜の子どものために、破られてしまった服を集めて、パッチワークの服を作ってあげることにしました。
できあがったのは…!?珍しい布模様や小さな刺繍など細部まで楽しめる絵本。
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