親子で読みたい「宮沢賢治」 心を育てる名作ガイド
学校の国語の教科書にも取りあげられ、子どもの人間形成の重要な一翼を担ってきた宮沢賢治の作品。
生命への慈しみや大自然の優しさ・厳しさなどを題材にした賢治の童話には、子どもの側からの内奥のつぶやきがちりばめられている一方で、親から子へと、ぜひとも伝えておきたい他者への優しさや思いやりといったエッセンスが盛りこまれている。
本書では、宮沢賢治の作品・メッセージと向きあいながら、二児の母として自らの子育てに役立ててきた著者が、賢治の作品の中から特に優れた30作を厳選。
毎日を気持ちよく過ごすために必要な「こころ」、かけがえのない友だちとの別れや争いについて扱う「ともだち」など、6つのテーマに分けて‘あらすじ’と‘読みどころ’を、心温まる綺麗なイラストとともに紹介する。
親子でお互いの感想や価値観を共有するふれあいの機会となり、同時に絆と愛をもたらす‘賢治童話’の格好のガイドブック。
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