世界で1000年生きている言葉
「実を食べて、その木を植えた人を思う」(ベトナム)「愚かな人々とともに歌うより、賢い人とともに泣くほうがいい」(セルビア)「昨日より遠いものはない。
明日より近いものはない」(カザフスタン)「自身の善良さを守れ、塩が辛さを守るように」(タイ)「成し遂げた善は隠せ。
源を隠すナイル川のように」(エジプト)「魚を欲しがる友人に毎日あげるより、魚の獲りかたを教えてあげたほうがいい」(ベナン)祖父母から親へ、親から子供へ、子供から孫へ……といったように脈々と語り継がれ、1000年単位で地球上に存在し続けている‘長寿の言葉’たち。
歌人である著者は世界各地を旅しながら、こうした「1000年生きている言葉」を丹念に収集してきた。
本書は、それをはじめて1冊にまとめたもの。
旅の途上で出会った「この星のすばらしき仲間たち」との心温まるエピソードも満載。
あなたの心にじんわり効く、「言葉の世界遺産」を巡る旅へようこそ。
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