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説教ストロガノフ ネオ東京裁判 掟破りの逆15年戦争

「東京裁判史観」の過ちが言われて久しい。
だが、日本人は自らの手で、あの戦争の真の「敗戦責任者」が誰か、自己総括してきただろうか? 本書では、誰が本当の「日本の敗戦責任者」だったのかを、ポツダム宣言から満洲事変までを順次遡る「逆15年戦争」で検証していく。
どこが「ポイント・オブ・ノーリターン」だったのか。
何をどうすれば、敗戦に至らずに済んだのか。
どの段階で、どのような決断が必要だったのか――。
浮かび上がってくるのは、(1)対外関係よりも身内の事情を優先する(2)大局観がないので、一貫した戦略などあるはずがない(3)失敗しても真の責任者は決して処罰されない(4)下手に現場が優秀なので、どんな無茶苦茶な命令でもこなすが、さらに無茶苦茶な命令が出され、戦略は最終的に破綻する……という姿である。
では、誰がそういう状況に日本を追いやったのか。
当時の国際状況と国内状況を踏まえつつ、大胆な議論を展開。
日本の「失敗の本質」を明らかにする。




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