シャレのち曇り
立川談志、落語協会脱会! 立川流旗揚げ!? ――すべては談四楼から始まった。
落語家になるため弟子入り志願した若者(のちの談四楼)に、憧れの立川談志が告げたのは「やめとけ」の一言だった。
――なんとか入門を許されるも、「俺と仕事とどっちが大事だ!」と無理難題に振り回される談四楼。
恋に悩み、売れないことに焦燥し、好敵手と切磋琢磨する中で、ついに真打昇進試験が……。
しかしそれは、落語界を震撼させる一大事件の始まりに過ぎなかった。
破天荒で理不尽。
不世出の落語家・立川談志に多くの人が魅せられた理由とは。
談志に「小説はお前に任せる」と言わしめた著者が、師弟の情を、笑いと涙で描く傑作小説。
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