漱石と猫の気ままな幸福論
他人の目を気にせず、自由気ままに――「猫」のように生きてみたい。
そう思ってはいても、上手くいかない現実に、日々鬱々としていませんか? 私たちと同じように、自分の筋を通すことに腐心し、しなやかに生きることを目指したのが、明治の文豪・夏目漱石でした。
本書は、著書や書簡、日記などに遺された漱石のことばを、‘自分らしく生きる幸福’という視点で読み解き、著者独自の解説を加えた、今までにない名言集。
明治という日本はじまって以来の激動の時代に、東大教授の肩書を捨て、作家という道を選んだ漱石に、誰にも媚びない「猫」のような人生観を学びましょう! 漱石文学初心者もファンも楽しめる、歿後100年に読みたい一冊。
【内容例】●淋しさをさらけだす。
――『こころ』●まっすぐな喧嘩をしてみる。
――『坊っちゃん』●そのままの自分で生きる。
――『それから』●変えられないなら自分が変わる。
――『吾輩は猫である』
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