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わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち

年間20万組超が離婚する現代――。
ある日、子どもたちと会えなくなってしまった父親が急増している。
彼らはなぜ子どもに会えなくなったのか? 男たちが歩むそれぞれの人生を、自身も当事者であるライターが描く。
別れてから現在までのこの2年半の間にお会いした当事者の方々。
彼らの声を集めたのが、この本である。
本のタイトルを『わが子に会えない』としたが、今は会えている人、再び会えなくなった人も証言者に含めている。
子どもに会えなくなった男たちとはいったいどのような人なのか。
別れに至るまでにどのように出会い、子どもをつくり、そして別れたのか。
そして別れた後、どんなことを思い、どのような人生を歩んでいるのか。
善悪では計りきれない多くの人生、つまりはより多くの視座を伝えることで、‘会えない’という現象に可能な限り接近したいと思っている。
(本書「プロローグ」より)。
『僕の見た「大日本帝国」』、『本で床は抜けるのか』の著者による最新作!




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