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クロカネの道

「我が職掌はただクロカネの道作りに候」リニア中央新幹線などに代表される鉄道技術大国・日本は、この男に始まる! 鉄道(クロカネの道)を日本へ――。
幕末、伊藤博文や井上馨らとともに、長州ファイブの一人として国禁を犯して英国へ渡航。
伊藤らが政治の世界を突き進むなか、ひたすら鉄道敷設に人生を捧げた男、井上勝。
鉄道の敷設権を要求するアメリカの主張を退け、さまざまな反対の声にも粘り強く交渉し、ついには日本人のみによる鉄道敷設を成し遂げ、日本の「鉄道の父」と呼ばれた男の生涯を感動的に描いた長編小説。




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