1994年、「永遠の春」と呼ばれたルワンダで大量虐殺が起こった。<br />人口比9割のフツ族が突如ツチ族に襲いかかり、100日間で100万人の人々を殺したのだ。<br />牧師の家の狭いトイレに7人の女性と身を隠した著者は、迫り来る恐怖と空腹に負けず、奇跡的に生き延びた。<br />祈りの力によって、希望の光を灯したその後の彼女は、虐殺者たちをも許す境地に達する……。<br />心揺さぶる感動の書の文庫版を電子化。<br />