ぼくたちは神様の名前を知らない
無意味で残酷な世界の前で、彼らが取り戻そうとしたもの。
それは、つまり、希望だ――。
東日本大震災がきっかけで、離れ離れになった幼馴染の六人。
中学三年生になったある日、東京で暮らしていたセータの下に、仲間の一人が投身自殺をしたという知らせが入る。
当時の担任とともに現場である北海道の岬に向かった五人だが、その帰りに橋から車ごと落下する事故が起きてしまい……。
過酷な運命に翻弄されながらも、現実を受け止め、前を向こうとする少年たちの「再生」を描いた感動の長編小説。
解説は、いきものがかり・水野良樹氏! 『蘇生』を改題して、加筆。
更新中です。しばらくお待ちください。