慶応3年(1867)11月、盟友・中岡慎太郎とともに、京都・近江屋で暗殺された坂本竜馬。<br />それから5年、この事件の再捜査を、邏卒・鬼木寛次郎がある人物から依頼される。<br />なぜ今ごろ……。<br />とまどいながらも真相を追い求める寛次郎の前に、意外な人物が現われて彼の行く手を阻む。<br />‘明治の名探偵’がたどりついた真犯人とは? 竜馬暗殺の黒幕を暴く歴史ミステリー小説。<br />『竜馬暗殺からくり』を改題。<br />