くしカツさんちは まんいんです
くしカツさんの串には、なぜか一緒にネギやら、みたらしだんごやら、きりたんぽ鍋のたんぽやら……。
「きみら、はよ自分の串さがしや。
きゅうくつでたまらん」くしカツさんは、早く縦になりたいので、みんなの串をさがしに行くことにしました。
みたらしくんは、隣のだんごにベタベタするから嫌だといわれ、ネギくんは隣の鶏肉とケンカをして、たんぽくんは火であぶられていたら、熱くて飛び出してしまったようです。
串をさがしていると、お箸やまち針などにであいますが、どれもみんなの串ではありません。
途中、黒猫がネギのない焼き鳥を狙っているところに遭遇しました。
すると、くしカツさんの串にささっていたネギくんが黒猫に襲い掛かり、焼き鳥を助けたのです。
やっとネギくんと焼き鳥が仲直りをしましたが、まだくしカツさんの串には、だんごとたんぽがささっていて……。
リアルに描かれた食べ物たちが愉快に活躍する、関西弁が光るユーモア絵本!
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