しゅくだいかけっこ
運動会のリレーの選手を決めるため、体育の時間にタイムを計ったらクラスで一番遅かった。
だから、運動会に出るのがいやになった。
学校から帰って犬の散歩をしていたら、町内に住む怖くて有名なおじいちゃんに公園で出会った。
おじいちゃんは元陸上の選手で、足が遅いことで落ちこんでいたぼくに、特訓をしてくれることになった。
学校から帰ると、毎日おじいちゃんと公園で練習をした。
スタートダッシュの仕方や、早く走るコツを教えてもらった。
最初はおじいちゃんの言う通りに練習していたけれど、本当に早く走れるようになるか途中で不安になった。
リレーのバトンパスが上手くできないとなやんでいた友達も、おじいちゃんにコツを教わったみたいだ。
そして、運動会の日、ついに徒競走が始まって……。
運動が苦手な子でも、頑張って練習することの大切さを描いた「しゅくだい」シリーズ。
かけっこが苦手な子におすすめの一冊です。
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