オオカミがキケンってほんとうですか?
ある日、ひつじが町を歩いていると、「オオカミキケン!」のはりがみを見つけました。
ひつじは、「ほんとうかな?」と思いました。
なぜなら、お母さんは「うわさをしんじてはいけないよ」と、いつも言っているからです。
「わからないことは、自分でちゃんとしらべるんだよ」お母さんのことばを思い出したひつじは、赤い手帳をとりだし、オオカミについて調べることにしました。
犬のおまわりさんややさしそうなぶたさん、ヤギのおじいさんに聞いてみると、みんながオオカミをきらっていました。
「オオカミがキケンかどうかわからない。
ただ、とてもきらわれている……」ひつじは手帳にかきました。
家ではお母さんがごはんをつくってまっています。
「ママのつとめはぼうやにごはんをつくること。
ぼうやがおおきくなるように」お母さんのくちぐせです。
そして、ひつじが玄関のドアを開けると……? 予想外の展開が楽しいユーモア絵本。
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