ねんころカメのこもりうた
カメくんが森の友だちと遊んでいると、冷たい風がピュ―ッと吹きました。
雪雲が森に迫ってきています。
みんなは雪が降ったら「遊ぼう」と楽しそうに話すのですが、カメくんは話に入っていけません。
なぜなら、カメくんは、寒くなると眠ってしまい、雪を見たことがないからです。
仲間たちが話す、雪遊びのことを聞いて、カメくんも雪で遊びたくなりました。
そこで、仲間たちはカメくんが眠らないように、順番に歌をうたいました。
ところが、最後にカメくんが子守唄をうたうと仲間たちの方がすやすやと眠ってしまいました。
そのとき、空から白いものが降ってきました。
みんなが眠っている側で、カメくんは一生懸命に雪だるまを作ります……。
雪を見たことのないカメくんのために仲間たちみんなが知恵を出し合って協力します。
友情の大切さを伝えてくれる心あたたまる物語です。
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