くませんせいはおいしゃさん
家族と離れ病院に入院するということは、こどもにとって不安で心細い体験です。
そんなこどもたちを温かく見守る優しいお医者さんのお話です。
くま先生は、森の優しいお医者さんです。
入院中のこどもの心をほぐすアイデアを次々に考え出します。
きょうもやまねこのジョイくんが入院を嫌がって、布団をかぶっています。
くま先生は、ジョイのお母さんのスカーフを借りてきて、ジョイの涙を拭きながら首にまいてあげるのです。
そして、シーツをテントのように使い、キャンプごっこを始めました。
あたたかな灯りのもと、バスケットのサンドイッチと水筒の飲み物。
くま先生の大きな体に抱きしめられて、テントの中には信頼と心優しい空気が流れます。
不安と寂しさで心を閉ざしていたジョイは、くま先生の優しさに心を開き、ようやく病気に立ち向かう気持ちになりました。
そうして、くま先生も看護師さんもみんな、心からほっとするのでした。
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