天国へのドレス
「早月葬儀社で、フューネラルデザイナーとして働いてみないか? ご遺族の感情と、故人様の人生を思いやり、人生の最期に身に着ける衣装をご用意する、責任ある仕事だ」年上の恋人に裏切られたショックから仕事をやめ、逃げるように東北へと向かったファッションデザイナーの朝川糸花。
弔井町の崖から身を投げようとした彼女を救ったのは、葬儀社の若き社長・早月霜だった。
糸花の作ったドレスに目をとめた霜は、故人が葬儀で身に着ける衣装を用意する’フューネラルデザイナー’として、葬儀社で働かないかと持ちかける。
霜の強引さに戸惑いながらも、糸花は早月葬儀社の一員として働くことになり……。
思い出のワンピース、着ることができなかったウエディングドレス――大切な人の旅立ちのために、特別な一着を作る葬儀社を描いた感動作!
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