54字の物語
短いけれど確かに文学。
意味がわかるとゾクゾクが止まらない! 子供から大人まで50万人を虜(とりこ)にした「54字の物語」シリーズ。
そのなかでも人気の高いテーマである「怖い話」を収録した「54字の物語 怪」が、新作10編を加え、イラストも刷新。
あなたはこの物語の意味、わかりますか――? ◆異様に安い物件を見つけた。
都心で家賃が月一万円。
事故物件ではないらしい。
残念だ。
仲間が見つかると思ったのに。
◆私は訪問販売の営業マン。
今日は防犯カメラがよく売れる。
昨晩寝る間も惜しんで一軒一軒訪問した成果が出たようだ。
◆ねえねえ、この殺人事件の被害者、俺と同姓同名だよ。
珍しい名前なのにこんなこともあるんだなあ。
ねえ、聞いてる? 他の物語&物語の解説は、ぜひ本書でお楽しみください! ※『54字の物語 2 怪』(PHP文芸文庫)は、2018年11月にPHP研究所から刊行された『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 ゾク編 54字の物語 怪』に、新たな作品を10編収録し、加筆・修正を行ない、改題したものです。
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