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絵でみる伝記 日本仏教の開祖たち 親鸞

避けることのできない生老病死の苦しみ。
「阿弥陀如来を信じて念仏を唱えれば、だれでも極楽浄土に行ける」。
そう説いた法然の教えをさらにおしすすめた親鸞は、煩悩のおもむくままに悪をなした人でも、念仏を唱えれば極楽往生を遂げられると説き、浄土真宗を開きました。
自らを煩悩具足の凡夫とみなした親鸞は、すべての人が救われる道を求め続けたのです。
しかしそれは、茨の道でもありました。
本書は、その波瀾の生涯を、孤高の画家・梅田画伯が数年の歳月をかけて描き下ろした絵でたどります。
「救世観音の夢告を受ける親鸞」「流刑地・越後の海岸に立つ親鸞」など、名場面を描いた絵の中に、激動の生涯がありありと蘇ります。
[第1章]叡山での研学修行時代 [第2章]法然門下での念仏専修 [第3章]越後遠流時代 [第4章]常陸国稲田にて布教 [第5章]京都を終のすみかとする [解説]絶対他力に生きた親鸞 親鸞関連絵年表 親鸞の足跡をたどる




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