恋する百人一首
いま全国の中学・高校では、コミックなどの影響により、マイナーと思われる文化部に人気が集まっているという。
本書の舞台は百人一首をとる速さを競うカルタ部。
授業でも暗記が課題になることが多い百人一首にまつわるお話で、身近に楽しめる学園コメディ。
中2の大久保みゆきは、父と約束をした。
中1のときバレー、バスケット、吹奏楽、美術部と次々にやめてしまった部活だったが、もう一度どこかの部に入って、夏まで続けばケータイを買ってもらえるというのだ。
みゆきの新しい担任は、カルタ部設立に燃えるおトイレ(御手洗)先生。
みゆきは軽い気持ちで出来たばかりのカルタ部に入ると決めた。
まだできたてなので、「カルタ同好会」。
しかし、みゆきはいきなり会長になってしまう。
「適当に」と思っていたが、中1に負けてがぜんやる気に。
みゆきを応援してくれる他校の男子、感じの悪い有段者の渡辺春菜など、個性的な登場人物とみゆきのバトルが痛快!
更新中です。しばらくお待ちください。