空ニ吸ハレシ15ノココロ
往復書簡で描く、ある家族の物語。
実話を元に描く感動作。
昭和ひとケタ生まれの妙子と、高校生の孫の理沙。
ある年の春、二人は新しい生活を始めることになった。
妙子は長年住み慣れた稲毛の家を手放し、高齢者施設で暮らすことを決断。
一方の理沙は、高校入学と同時に親元を離れて学生寮での生活をスタートさせた。
そんな新生活を励まし合うために妙子の提案で始めたのが「文通」だった。
手紙のやり取りを通じて明かされる家族の歴史、戦争の過酷さ、そしてもう二度と戻らない懐かしい日々……。
世代が全く異なる二人がお互いを思い、気づかい合う姿は多くの人の実体験とも重なるでしょう。
中高生から年配の方まで、家族三世代で楽しめる心温まる一冊です。
2021「第45回 千葉県課題図書(中学生向け)」、公益社団法人読書推進運動協議会「2020 若い人に贈る読書のすすめ」24点に選出。
全国の図書館司書からも大反響を得た作品です。
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