東京坊ちゃん(小学館文庫)
幻燈会、デパートの食堂、チャンバラごっこ…。
特に貧しくもなく特に裕福でもない、’普通’の家庭に生まれた「のぞむ少年」は、’普通’に幸福な毎日を過ごしていく。
両親や祖父母の愛情に包まれて、いろいろな出来事に囲まれて、くやしい思いもいっぱい経験して-。
昭和20年代から30年代の、そこらじゅうにまだ原っぱがいっぱいあった、どこかのんびりしていた時代。
懐かしくて愛しくてそしてちょっぴりほろ苦い、つつましくも豊かだった「あのころ」の話。
誰もが郷愁をそそられる、リンボウ先生の自伝的小説。
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