はぐれ雲山頭火(小学館文庫)
「行乞行脚」といえば諦念と覚悟を定めた揺るぎないイメージがある。
しかし山頭火の行乞はものの見事にそれを逆転する。
泥酔と悔恨、従容と無頼、高揚と悲嘆、それらの狭間を縦横に揺れ動く。
人間の強さと弱さ、それを謳って憚らない「人間標本」、それが山頭火だ。
山頭火の代表句500余句と行乞記をもとに、旅の達人真島満秀の旅情溢れる「日本の原風景」150景でつづる魅力の写真句行。
いつもと反対方向行きの電車に乗ってみよう。
忘れたものが見えてくる。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。
文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。
試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
更新中です。しばらくお待ちください。