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合本・人情刑事 道原伝吉 「山脈」全3冊

長野県警の人情刑事・道原伝吉の山岳ミステリーの中から、「山脈」というタイトルを三作品集めた面白い企画の合本。
伝吉の執念の捜査手腕は、三作品いずれも嘆息するほど見事。
「地下山脈」北アルプス・常念岳に登るといって出かけた豊科町に住む家具販売会社社長が行方不明になった。
翌日、稜線から大きくはずれた森林帯で、会社社長は遺体となって発見された。
凍死と思われたが、現場には複数の人間がいたことを示す足跡があり、遺体には殴られた跡なども見つかったことで、殺人事件となった。
捜査は難航したが、刑事・道原伝吉は、かつて銀座のクラブで働いていた実可子という女性の存在に辿り着く。
絡み合った男と女の情念を、伝吉は丁寧にほぐしながら、捜査を進展させていく。
「崩壊山脈」北アルプスから下山した岩佐は、都内の愛人宅に部屋のドアを開けたところで殺害された。
凶器は、ピッケルと思われ、登山経験者が疑われたが、手掛かりに乏しく、捜査は手詰まりになったあたりで、また登山用具を凶器とする殺人が起きた。
地道な捜査がつづけられたが、犯人どころか、犯人像さえ浮かばなかった……。
はたして、執念の捜査が実を結ぶのか。
長野県警豊科署の道原伝吉刑事が、金と色の欲にまみれた犯行を暴く!「死神山脈」安曇野のホテルの一室で女性の遺体が発見された。
当然、部屋を予約し、チェックアウトして姿をくらませた日比野が容疑者とされた。
だが、刑事・道原伝吉は地道な捜査により、日比野をかたった真犯人がいることを突き止める。
しかし、目的はわからなかった。
捜査がゆきづまりを見せはじめた頃、第二の事件が起きてしまう。
その事件も、日比野をかたった凶行だった。
捜査をすすめる道原は、穂高、安曇野、そして東京が、欲と保身によってつながっていることに気づいた。




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