鳥海山殺人渓谷
警視庁捜査一係の白鳥刑事、同じく一課の河津貴子、第十交通機動隊の月村修の3人は、中央アルプスの宝剣岳に登っていた。
4月ではあったが、山には雪があった。
登っていた者たちの耳に、空気を裂く音が届いた。
その直後、雪が動き、雪崩が発生した。
警視庁の3人は危うく難を逃れたが、4人が死亡した。
空気を裂く音は、銃声ではなかったか? その振動が雪崩を引き起こしたのではないのか。
雪崩被害の当事者となった捜査一係の白鳥刑事は、月村修をしたがえ、地道な捜査に乗り出す――。
白鳥、月村の絶妙コンビが追う、長編山岳ミステリー。
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