飛騨岩稜殺人事件
北アルプス涸沢岳西面の岩稜ルート、通称「飛騨泣き」で中年男性の死体が発見された。
遺体の腹部は横一文字に切られていたことから、転落死ではなく、他殺と断定し、捜査を開始した。
長野県警豊科署の道原伝吉刑事は東京に出張し捜査を開始するが、手掛かりは得られない。
捜査に行き詰まり感がではじめた頃、同様の切り傷をつけた殺人事件が発生した。
点と点はつながるのか。
連続殺人ではないのか。
道原伝吉の地道な捜査と、透徹した眼力で、殺人の深層をえぐり出していく。
人情刑事・道原伝吉の山岳長編ミステリー。
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