京都吉田山殺人事件
京都の洛西、ニュータウン近くの大蛇ヶ池に投げ込まれたジャケットは強盗に殺害された男のものだった。
遺留品には、本の所有を示す「蔵書票」があった。
そして園内の岩から覚せい剤反応がある血痕も発見される。
殺され男は「蔵書票」作家で、池と反対側の左京区にはその美術館もあるのだという。
確認のために美術館を訪ねた刑事が会った美人館長が、時を経ずして同じ池で他殺死体で発見される。
捜査にあたり、京都府警内部で起こる軋轢。
そしてまた殺人事件。
どこまで連続殺人はつづき、犯人は誰なのか。
歴史ロマンを感じさせる「蔵書票」を巡り、古都に次々と起こる殺人事件。
警察庁広域捜査官の宮之原警部とその上司小清水警視が活躍する人気シリーズ。
更新中です。しばらくお待ちください。