霧多布殺人湿原
長野県諏訪市の現職市長の愛娘で、東京の女子大に通う植草真砂子が失踪した。
内々に調べてほしいと市長直々の依頼を受けた諏訪署署長は、真砂子が暮らす東京のアパートに道原伝吉を派遣した。
しかし、めぼしい手掛かりは得られず、公開捜査となった。
それをきっかけに、事態は動く。
北海道の厚岸のタクシー運転手から、失踪した女子大に似た女性を乗せたという報せを受けた。
諏訪署ではさっそく、道原刑事を北海道に派遣した。
北海道に赴いた伝吉は、車中で出会った20代女性アミに、生涯初めてとなる恋の予感を抱く。
伝吉は事件の核心に迫るが、アミに心を奪われていく。
伝吉初の、事件と恋の同時進行推理長編!
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