背徳の山嶺
大規模な建設工事着工前に行われる環境調査を主業務とする会社社長の松宮達行は、寝汗をかくほどの不吉な予感に襲われていた。
予感が的中したかのように、家族が食中毒で入院することになる。
その数日後には、松宮自身が交通事故に遭ってしまう。
運転者はわからずじまい。
轢き逃げだった。
いくら考えても、生命を狙われる覚えはなかった。
それだけに、不幸な偶然が重なっただけとも思えたが……。
悪意をぶつけられた者は、どうやって切り抜けるのか。
スリルに満ちた長編推理!
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