双子と幼なじみの四人殺し
「朽縷がいなくなれば、きっと普通になれるよ」「もし私を捨てるなら、なんであのときに捨ててくれなかったんだ」 迷悟が一縷から「四人殺し」の真相を聞き、それを朽縷に知られたことから、三人の関係は決定的に変質してしまっていた。
そんな中、迷悟の知らない所で、朽縷に近付く三川と、一縷に近付く菱川一途が状況を加速させる。
「相手はあなたを殺す気――」 自分の選択により起きてしまった状況に、苦しみ、思いつめる迷悟。
避けられない一縷と朽縷の衝突で、残るものは何か……。
森田陽一×saitomが贈る、学園ノワール第4弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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