おっさん冒険者ケインの善行
アナストレア、マヤ、セフィリアたち『高所に咲く薔薇乙女団』に加え、みんなの助力もあってなんとか悪神を浄化、街を救うことができたケイン。
お礼にともらった大きな家の庭でいつも通り教会の孤児たちと遊んでいると、そこにひとり、今まで見たことのない少女が現れた。
「……えっと、君はどこの子かな?」「私は、ここの子。
名前はまだない」人形のように小さい顔に、不釣合いなほど大きな黒い瞳。
白い肌に、細い手足、足元まで伸びる、長く豊かな黒髪。
名前がないというその少女に、ケインは見た目から黒を意味する「ノワ」という名前を付けた。
いっぽう、ノワとの新たな出会いはあったものの、穏やかな生活を取り戻したかに見えたケインのもとに、今度は鋭い爪を持ち不幸な過去を背負った、フード付きマント姿の怪しげな人物が近づいてきて――!?普通の‘おっさん’ことケインが、普段通りただ善行するだけで、いつの間にか魔族の少女まで幸せにする、バトルありコメディあり美少女ありの、おっさん系【究極】癒やしファンタジー!! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
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