顔のない王子さま
愛、夢、金…何かを売るには何かを失わなければならないのでしょうか?映画、舞台、ドラマで活躍する脚本家・小説家のオリジナルの青春小説が登場!「ぽちょん。
恋に落ちる音が聞こえた。
」地方の大学を卒業後、映画監督を夢見て上京、映像制作の専門学校に入ったが、自分の撮りたいものが何か分からないままでいる学生、拓郎。
ある日、置き忘れられていたアイディアノートを見て衝撃を受ける。
そのノートの持ち主は、「やばいバイト」をしていると噂されクラスの中でも距離を置かれている学生、花音。
その彼女の左腕には、顔のない「星の王子さま」のタトゥーがあった。
花音への恋に落ちた拓郎は、ベテランの映画監督の話にも触発され「映画を撮りたい」と創作意欲が湧き上がる。
そして、ある日、花音を呼び出した拓郎は…夢に、仕事に、そして恋に、揺れ動きながら時は流れ、やがてこの恋に終わりはないのかもしれない。
更新中です。しばらくお待ちください。