異国征伐戦記の世界 韓半島・琉球列島・蝦夷地
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「前近代の日本」は異国に対する武力行使をどのように正当化してきたか。
異国侵略が「征伐」という概念のもとに、正当化されていく論理を追うべく、壬辰戦争(一五九二?八)を扱った文献群、朝鮮軍記物を中心に、三韓軍記物、琉球軍記物、蝦夷軍記物の歴史と展開をつぶさに検証する。
近世文学に潜む様々な課題を炙り出す、衝撃の一冊。
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