水鏡とその周辺の語彙・語法
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近年、中世文学の中で見直されつつある、鎌倉時代初期頃の歴史物語『水鏡』は、音韻・文法の変革期を証する貴重な資料である。
本書は、重要な語彙・語法がこの物語の中に存在している事を、多くの用例を求めて解析。
諸本の中で、鎌倉期の古写本である「専修寺本」が、最も本文が優れていることを実証し、国語史資料として、極めて重要であることを証明する。
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