ゲーテの生涯をかけた大作。<br />高名なわりに読み通した人が多くないのは、韻文で書かれた戯曲という形式上の制約からといわれる。<br />本書は、原作のもつ重厚さ失わず、読みやすい「物語」にまとめて好評を博した作品。<br />