これでいくほかないのよ
いつまでも終わらない物語のはじまり 世界を旅してきた写真家が十年の時をまたぎ、フォークランドと広東省で経験した驚くべき偶然とは……(「スルメと空豆ご飯」) 職を失ったホステスとバンドマンがバーで出会い、店長の話をきっかけに、町に団子屋を復活させようと動き出す……(「これでいくほかないのよ」) ふとした会話と、少しのつながりから生まれる八編。
今なお斬新、最新短編集。
--------------------------------------【目次】■六十四年インパラ■人生は野菜スープ■スルメと空豆ご飯■「今日は三月十二日です」■エスプレッソ■銀座化粧■夜景が見えます■これでいくほかないのよ■あとがき--------------------------------------
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