幕末の動乱のさなか、大老に就任し、大震災や大火、コレラの流行など、度重なる災害に見舞われながらも、日本の開国近代化をめぐり、ゆるぎない信念をもって、自らの命を賭して決断を下した、井伊直弼。<br />その事績を、SFの手法を用いて、近未来との対比により、至極わかりやすく描き出す、渾身の一作!