沖縄の心を求めて
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第3弾。
2012年5月15日は沖縄県本土復帰40年の節目の年である。
沖縄をめぐるテーマにこだわり、多彩な執筆者を得て沖縄本としては最も大きな森を形成してきたおきなわ文庫シリーズ。
本書の著者は元那覇地裁所長、現在は美ら島沖縄大使である。
当時は現職の判事が法律意外の本を出版する事は考えられない時代であった。
そんな中、著者の目で見たままの「沖縄」を一気に書き上げたのが本作品である。
「沖縄病のカルテ」と評され、会社のオリエンテーションでのマニュアルにも使用された本書は現在でも十分に通用する。
28年の時を経て新たに著者本人による電子版あとがきを追記した電子復刻版。
「『おきなわ大好き』人間は多い。
が、著者は出色の存在。
沖縄を終の住家にしてしまった。
一年十カ月という短期間の沖縄在勤中に島嶼県沖縄をことごとく踏破し、島の営みと人の心を、暖かくそれでいて確かな眼で据えた『沖縄を見直す』ための格好の書。
(1984年初版発行時の作品紹介文より)」
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