沖縄の踊り―琉舞とつきあう法―
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第3弾。
2012年5月15日は沖縄県本土復帰40年の節目の年である。
沖縄をめぐるテーマにこだわり、多彩な執筆者を得て沖縄本としては最も大きな森を形成してきたおきなわ文庫シリーズ。
本書の著者は沖縄県の地元紙である沖縄タイムス社・文化事業局次長兼出版部長として活躍中。
琉舞(琉球舞踊)とは沖縄県内で継承されている踊りの総称。
当時筆者が新聞記者として知り得た琉球舞踊の楽しみ方を綴った貴重な1冊である。
24年の時を経て新たに著者本人による電子版あとがきを追記した電子復刻版。
「本書は、沖縄の新聞者の芸能担当記者として6年間、琉舞をはじめとする沖縄伝統芸能を見つめてきた一人の若者の記録である。
琉舞の一つひとつを丹念に観察するなかから、その代表作の鑑賞のポイントを紹介するばかりでなく、琉舞隆盛といわれるなか、新しい伝統芸能と取り巻く状況を厳しく分析している。
若い世代の観客の一人として取材記者のメッセージが伝わる。
(1988年初版発行時の作品紹介文より)」
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