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嘉永六年の奄美―解説『嶋中御取扱御一冊』―

沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第4弾。
著者は鹿児島県奄美市出身で奄美の古文書研究家、山下文武氏。
今年86才になる現在でも古文書解読学習会の講師を務め、古文書解読の中から奄美の歴史を学び取ると共に、古文書が読める人材養成に力を注いでいる。
嘉永六年(1853年)といえば我々はアメリカのペリーが黒船軍艦四艘を率いて浦賀に来航した幕府に通商や開港を求めた事を想起するだろう。
あわただしかった当時の海外情勢の中で我国は開港論と攘夷論に分かれ騒然とした時代であった。
こうした時代に『嶋中御取扱御一册』は公布された。
本書は原文に訳文・読み下し分を加え、わかりやすく解説されている。
当時の薩摩藩の奄美支配体制を知ることができる重要な史料が電子書籍として復刻。
「本書は幕末開港期の奄美大島に関する根本史料である。
与人(よひと)・横目(よこめ)と呼ばれる島役人の職掌についてはもちろんのこと、末端の支配構造、階級配置についても具体的に知ることができる。
本書によって私たちは、歴史の横断面を目のあたりに見ながら、幕末開港期の奄美社会を生き生きと、しかも科学的に語ることが可能になったわけである。
(1988年初版発行時の作品紹介文より)




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