南島地名考―おもろから沖縄市誕生まで―
沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第12弾。
「本書は東恩納寛敦『南島風土記』以来の歴史地名研究の低迷を破る、新進気鋭の地域史研究者の手に成る文献研究書である。
現存する諸資料をあらゆる角度から検討し、間切名(市町村名)から村名(部落名)、原名(はるなー)に関する各資料の見方について、それぞれ分析。
南島の歴史や民俗、地理に興味ある人々にとって今後必読となるべき書である。
今後の南島地名研究は、本書を措いては語れない。
-1984年紹介文-」本書は歴史の側から古琉球の地名、近世の地名、近代の地名から現代(1982年)の地名で構成されていて、その時代の特徴や変遷の過程を明らかにしている。
著者は那覇市市民文化部歴史資料室室長、沖縄県立芸術大学教授を経て沖縄国際大学教授の田名真之氏。
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