王妃になる予定でしたが、偽聖女の汚名を着せられたので逃亡したら、皇太子に溺愛されました。そちらもどうぞお幸せに。
聖女にしか育てられない『乙女の百合』を見事咲かせたエルヴィラに対して、若き王、アレキサンデルは突然、「お前が育てていた『乙女の百合』は偽物だった! この偽聖女め!」と言い放つ。
同時に婚約破棄が言い渡され、新しい聖女の補佐を命ぜられた。
偽聖女として飼い殺しにされるのは、まっぴらごめん。
隣国の皇太子に誘われて、エルヴィラは国外に逃亡することを決意。
一方、エルヴィラがいなくなった国内では、次々と災害が起こり――逃亡した聖女と恋愛奥手な皇太子による異世界隣国ロマンスが、今はじまる!
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