緑竜セルジジオスでのラナとの生活にも慣れてきた俺。<br />相変わらず、ラナは不思議な単語を言いながら、変わった機械を作ってほしいとねだってくる。<br />商魂たくましい目をギラギラさせながら……。<br />そんなある日、黒竜ブラクジリオスとの国境沿いで賊に襲われている人を見つける。<br />助けたのは意外な人物で、そこから思いもよらぬ騒動に巻き込まれていく。<br />これは、数多のトラブルに巻き込まれた、ちょっと不運で最高に幸福な俺の話。<br />