小公女の追憶の恋
陰日向になって支えてくれる彼は、少女だった私の心を奪った人……。
アマンダの人生は、大実業家ジョシュ・ローソンに掌握されていた。
亡き父が遺した会社も、現状は彼が支配している。
アマンダが引き継ぐには、25歳になるか、結婚することが条件だから。
今も、父親を失って傷ついた心を癒やすためにとローソン家の別荘へ強引に連れてこられ、胸に切なさがよみがえった。
ここは15歳の頃、ジョシュと恋人の睦み合いを見てしまった場所……。
そのときから、年上の彼への憧れを胸の中でひっそりと育ててきた。
二人きりになるたび、アマンダはずっと夢みてきた瞬間を期待したが、距離が縮まるとなぜか、ジョシュは頑なに一線を引いた。
「純潔は、夫となる男に捧げるべきだ」と言って。
■押しも押されもせぬ大スター作家ダイアナ・パーマーの貴重な未邦訳長編をお届けします。
1992年にスーザン・カイル名義で書かれた本作は、無垢な乙女が経験豊富な年上の大富豪に導かれ、大人の階段を昇る姿が瑞々しく描かれます。
ときめき止まらぬロマンス!
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