孤高の富豪を慕って
熱い夢の一夜に重ねた肌がまだうずく。
代償は大きくても、後悔はしない。
子供の頃から病を抱えるイザボーは、母と施設暮らしをした苦労人。
周囲に迷惑をかけまいと心に決めて生きる日々だったが、彼女は今、大富豪トリスタン・ミケルソンに胸をときめかせていた。
たくましく最高にセクシーだけれど、無骨で口数が少ない。
そんなトリスタンが1カ月限定で仕事の手伝いを必要としていたため、イザボーはそのあいだ彼のそばで働くことになったのだ。
母の不幸な結婚のせいで、男性との関わり方もわからない彼女に、トリスタンは衝動的なまでに激しく甘い誘惑を仕掛けてくる。
仕事、病――拒む理由はいくつもあるのに、気づけばイザボーは彼に身を任せ、お腹に小さな命を宿していて……。
■養子としてミケルソン一族の一員となったトリスタンは、家族に感謝しつつも、いつも自分だけ‘黒い羊’のような疎外感を抱いていました。
孤高の大富豪の心の隙間を、様々な問題を抱えたイザボーが埋めることはできるのでしょうか? 純真な愛のラプソディ!
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