狼に恋した個人秘書
森で彼女が出会ったのは、世にもセクシーな‘狼’だった。
秘書のローレンはハンガリーの深い森へと赴いた。
上司の異父兄ドミニクを帰郷させるためだ。
森を抜け、小屋を訪ねると、現れたのは荒々しい風貌の男性。
母の訃報を伝えた赤いコート姿の彼女を赤ずきんとからかい、ドミニクはあろうことかいきなりキスをした! しかし――。
「帰れ。
ぼくを捨てた母にも、見知らぬ家族にも興味はない」動揺しつつも説得を続ける彼女に、彼が出した帰国の条件は、‘ぼくが望んだらいつでもキスをすること’。
なんて不埒な人! なのに……彼と触れた唇が妙に熱い……。
■無作法なドミニクは実は、一人で巨万の富を築いた敏腕実業家でした。
品行方正なローレンとの結婚を弟に提案されると、‘花嫁と初夜のベッドを共にすること’が条件だと、またもや彼女を当惑させて……。
野性的なヒーロー像が光る、C・クルーズの作品です。
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